私たちは結婚3カ月ちょい。新婚ほやほやです。
しかし、結婚したからと言って何かが大きく変わった感覚は無い。
一緒の部屋に住み始めたという事くらい。
お互いにあまり気を使っていないので、それすらも大きな違いに感じない。
そんな私たちが夫婦になったんだなぁと実感した出来ごとがありました。
夫のぎっくり腰
先日夫が仕事中にぎっくり腰をやったようで、腰をさすりながら帰ってきました。
どうやらかなり痛そう。
いつもは下の階が若干心配になりそうな勢いでのしのし歩いているのに、背中を丸めてそろそろ歩く様子は大きなお爺のよう。
弱弱しくなった夫に腰に湿布を貼ってほしいと頼まれました。
「ここ?」
「いや、もうちょっと下…」
「ここで良いのね?」
「お願いします…」
ズボンをずり下げて尻の割れ目を覗かせた状態でうつ伏せになった夫の腰にそろそろと湿布を貼る私…。
なんだか少し滑稽な自分たちに気が付いて、思わず吹き出してしまいました。
何か夫婦になったって感じやなぁ。
これが病める時もというやつか…。(多分違う)
結婚生活に特別キラキラした夢を見ていたわけでは無いけれど、ぎっくり腰になった夫の半ケツを見て夫婦になった実感がわくなんて思いもしなかった(笑)
エアコンの温度設定問題
そしてこの季節と言えばエアコンの温度設定問題。
冷え性の妻と暑がり夫のエアコン温度設定のバトルは噂に聞いていたけど、我が家にもそれがやってきました。
私はどちらかと言うと冷え性なので28度前後で十分。
夫は20度前後が快適。
同じ人間とは思えないほど室温への感覚が違う事に正直驚きました。
いやいや、寒すぎでしょ…
とはいえ、暑くて寝苦しいのはかわいそうなので、私が何かを羽織る形で落ち着いています。
去年までは他人事で聞いていた夫婦間の夏のエアコン温度設定問題。
今は共感の嵐でブンブンうなずけます。
買いなれない食材を切り刻む日々
料理担当は基本私。
一人の時は、卵かけご飯、納豆ご飯、年中鍋、名もなき丼…というように、とてもひと様にふるまえる料理はしていませんでした。
しかし、今は晩御飯に翌日のお弁当の準備もあります。(朝はどでかおにぎり)
それなりに彩りやら栄養やら夫の満足感やら考えて献立を考えねばなりません。
自分の食べたい物を作るというよりも、安くて日持ちして料理しやすい食材を買ってきて、それを一週間の間でバランスよく消化するというパズルゲームのような行為になっています。
あぁ、私も誰かの奥さんになったのだなぁ。
もちろん料理は奥さんだけの仕事では無いけれど、エプロンをして一人暮らしの時は買った事の無いような食材を切り刻む自分に気が付くと、
何かめっちゃ奥さんって感じやなぁ、、とぼんやり実感しています。
一人暮らし歴が長すぎて、もう二度と誰かと生活できないかも…と思っていましたが、意外に今のところ平気そうです。
世の新婚夫婦たちはどんな生活をしているんだろう?
時々、他人の生活を覗いてみたくなる私です。
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